兵庫県南あわじ市 おのころ島神社(自凝島神社)「八百萬神社」
おのころ島神社(自凝島神社) 八百萬神社「入口」
おのころ島神社(自凝島神社)まで来たのなら、「八百萬神社」にも参拝しましょう。
「八百萬神社」は正殿の左手奥にあります。
おのころ島神社(自凝島神社) 八百萬神社「由来」
「八百萬神社」では、伊弉諾命(イザナギノミコト)・伊弉冉命(イザナミノミコト)の御子神様を奉斎しています。
「八百萬神社」は、おのころ島神社(自凝島神社)と縁の深い神を祭った社です。
国生み神生みをされた、親神様(伊弉諾命(イザナギノミコト)・伊弉冉命(イザナミノミコト))の御神徳をたたえ、ここにその御子等の神々を「八百萬」としてお祀りしています。
伊弉諾命(イザナギノミコト)・伊弉冉命(イザナミノミコト)の御子神様というと…
淡路島をはじめとする大八洲の島々。
石・木・海・水・風・山・野・火など森羅万象の神。
そして、三貴子と言われている天照大御神、月読命、建速須佐之男命。
などなど…
ちなみに「八百萬」というと八百万の神様がいるのかと思いますが…
「たくさんの」という意味です。
つまり、日本中のたくさんの神様に参拝できるという意味なんですよ。
兵庫県南あわじ市 おのころ島神社(自凝島神社)「産宮神社(御砂所)」
神社を西側に降りると「産宮神社(御砂所)」があります。
おのころ島神社(自凝島神社)の塩砂は、大八洲の国生みの故事である「天の沼矛」から滴り落ちた塩なのだそうです。
安産の神様として、妊婦さんが参拝し安産のご利益をお祈りしている場所です。
サブ子たちは、サブ郎さんのいとこさんがもうすぐ出産なので、ご利益があるようにしっかり安産祈願してきました♡
兵庫県南あわじ市 おのころ島神社(自凝島神社)「歌碑・句碑」
おのころ島神社(自凝島神社)「歌碑」(鈴木 哲也)
「おのころの 社に詣で日の本の 真の民と なれし思いに」(鈴木 哲也)
おのころ島神社(自凝島神社)「句碑」(服部 嵐雪)
「梅一輪 一輪ほどのあたたかさ」(服部 嵐雪)
「服部 嵐雪」は南あわじ市出身の武家で、松尾芭蕉に入門した俳諧師。
この句碑は、1956年に嵐雪250年祭記念で建立したものです。
兵庫県南あわじ市 おのころ島神社(自凝島神社)「絵馬・お守り」
おのころ島神社(自凝島神社)の社務所はこぢんまりとしていますが、絵馬やお守りは豊富でした。
絵馬は5種類ほどあり、選ぶのも楽しいです。
お守りは、よくあるスタンダードなものだけでなく、鳥居型のお守り・夫婦で持てる夫婦お守り・ペット用のペットお守りなど種類豊富でしたよ。
兵庫県南あわじ市 おのころ島神社(自凝島神社)「御朱印」
おのころ島神社(自凝島神社)には、通年あるシンプルな御朱印だけでなく、月がわりで図柄が変わる御朱印もあります。
どちらの御朱印も400円でした。
サブ子が行ったのは4月だったので、チューリップと桜の柄の御朱印がありました。
兵庫県南あわじ市 おのころ島神社(自凝島神社)「天の浮橋」(あめのうきはし)
おのころ島神社(自凝島神社)から歩いて数分のところにある「天の浮橋」(あめのうきはし)。
古事記・日本書紀によると、国土創世の時、二神が降り立ったのが「天の浮橋」(あめのうきはし)。
天の沼矛を持って海原をかき回して、その矛より滴る潮がおのずと凝り固まって島となったのが、「自凝島」と言われています。
そして、ここから北西に400mほど進んだところにあるのが、「葦原国」(あしはらのくに)。
兵庫県南あわじ市 おのころ島神社(自凝島神社)「葦原国」(あしはらのくに)
「天の浮橋」(あめのうきはし)から北西に400mほど進んだところにあるのが、「葦原国」(あしはらのくに)。
「葦原国」(あしはらのくに)は、周りは緑いっぱいの、のどかな場所にあります。
天上界の「高天原」(たかまがはら)、地下の「黄泉国」(よみのくに)に対して中央にある人間界は、高天原からみて、海辺にアシの繁茂するまだ開けない(これから開き、治めるべき)土地と考えられていたことから「葦原国」(あしはらのくに)と名づけたことに由来するそうです。
「葦原国」(あしはらのくに)は、海辺に葦が茂っていて、その中に五穀豊穣(ごこくほうじょう)の沃土があるという古代伝承にもとづく日本国の別名とされています。
「葦原国」(あしはらのくに)は日本のことをさしますが、特にここ淡路島ではとってもおいしい玉ねぎがたくさん育つことを考えると…
五穀豊穣の沃土に納得です!
淡路島まで来たら、ぜひ「おのころ島神社」(自凝島神社)に参拝してみてくださいね。
年月も、皆様に役立つ情報をお届けしていきます!
少しでも参考になると、うれしいです。