ぽっぽ―♪ 旅する食いしん坊「はとサブ子」です(*•ө•*)ノ♡
サブ子の夫・サブ郎さんは、大分県豊後大野市出身!!
そして、そんなサブ郎さんが大分に帰省すると必ず行くのが、大分県竹田市にある「但馬屋老舗 本店」です。
「但馬屋老舗」は、大分県出身のサブ郎さんが「めちゃくちゃおいしい!」と大絶賛の和菓子屋さん。
「荒城の月」(こうじょうのつき)という満月の形をしたお菓子と、「三笠野」(みかさの)という三日月の形をしたお菓子が、但馬屋老舗では特に有名です。
サブ郎さんは、特に「三笠野」(みかさの)が大のお気に入り!
1年前、サブ郎さんに大分まで連れてきてもらった時に、サブ子も初めて「三笠野」を食べました。
めちゃくちゃおいしくてすっかり「三笠野」、そして「但馬屋老舗」の大ファンになっちゃいました!!
…あ、もちろん「荒城の月」もおいしいですよ♪ 笑
但馬屋老舗 本店には「茶房だんだん」というカフェも併設されており、お土産として荒城の月や三笠野を購入するだけでなく、その場で荒城の月や三笠野をいただきつつ、お茶することもできちゃいます (^^)
今回の記事ではそんな「但馬屋老舗 本店」と「茶房だんだん」についてご紹介します!
大分県竹田市 但馬屋老舗 本店「店舗詳細」
アクセス (行き方) |
【電車】 JR「竹田」駅を下車、徒歩で約10分 |
住所 (場所) |
〒878-0012 大分県竹田市竹田町40 |
マップコード | 237 152 524*64 |
営業時間 | 「本店」8:00~18:30 「茶房だんだん」8:00~18:00 |
定休日 | 火曜日 |
電話番号 | 0974-63-1811 |
駐車場 | あり (かなり狭い) |
予約 | 電話にて対応 |
テイクアウト (お持ち帰り) |
対応 |
デリバリー (出前) |
非対応 |
お取り寄せ (通販) |
但馬屋老舗 (オンラインショップ) |
Wi-Fi | なし |
Instagram (インスタグラム) |
@tajimayaroho |
天気予報 | NAVITIME |
大分県竹田市 但馬屋老舗 本店「駐車場」
大分県竹田市「但馬屋老舗 本店」にはお店の横に駐車場がありますが、但馬屋老舗 本店の前の道もかなり狭く、駐車場自体もかなり狭いです。
運転に慣れていない方は、但馬屋老舗 本店の駐車場に停めるのはちょっと怖いかもしれません。
ちなみに、但馬屋老舗 本店まではサブ子が運転したのですが、駐車場がものすごく狭かったので、駐車場に停めるのはサブ郎さんに変わってもらいました。笑
大分県竹田市 但馬屋老舗 本店「荒城の月(滝廉太郎)の岡城(豊後竹田城)」
「但馬屋老舗 本店」のある大分県竹田市は、1185年(文治元年)の築城から、1871年(明治4年)の廃城令までの間、威容を誇った「岡城」(豊後竹田城)が有名です。
「岡城」(豊後竹田城)は現在も石垣が残り、歴史を感じる山城です。
有名な作曲家「瀧廉太郎」は少年時代を竹田で過ごし、荒れ果てた岡城(豊後竹田城)に登って遊んだ印象が深く、その記憶が楽曲「荒城の月」に反映されています。
そんな歴史ある街・竹田で、岡藩の御用菓子司となったのが「但馬屋老舗」。
1804年(文化元年)に創業し「練り羊羹」「三笠野」(みかさの)「夜越の月」(やごえのつき)を献上しました。
そして、1934年(昭和9年)には瀧廉太郎の功績を讃え、「荒城の月」(こうじょうのつき)という御菓子が生まれました。
大分県竹田市 但馬屋老舗 本店「お菓子」
但馬屋老舗 本店 お菓子1「三笠野」(みかさの)
写真↑左が「三笠野」6個入 (1030円)
「三笠野」(みかさの)
江戸時代から作られている、長い歴史のお菓子。
三日月の形の皮の中に、しっかり練った、きめの細かいこしあんが入っています。
シンプルですが、上品な甘さで繊細なお味です♡
但馬屋老舗の「三笠野」(6個入)のパッケージ。
「三笠野」(6個入)のパッケージを開けると…三日月形のフォルム。
「三笠野」をカットしてみると…おいしそうなあんこがたっぷり入っています!
カットした面を拡大すると…三笠野のおいしさが伝わってきそうですよね (^^)
こちらが、サブ郎さんが子供の頃から大好きな、但馬屋老舗の「三笠野」です。
しっかり練られた、きめの細かいこしあんがとってもおいしい♡
但馬屋老舗 本店 お菓子2「荒城の月」(こうじょうのつき)
写真↑右が「荒城の月」6個入 (1030円)
「荒城の月」(こうじょうのつき)
生地の淡雪は、寒天と砂糖を煮詰め、メレンゲを混ぜて固めたもの。
マシュマロのような食感の生地に、白いんげんの餡に卵黄を混ぜた黄身餡を包んでいます。
ふわっとした生地と上品な甘みの黄身餡のバランスがたまりません♡
但馬屋老舗 本店 お菓子3「夜越の月」(やごえのつき)
但馬屋老舗には、「夜を越した明け方の白い月」をイメージしてつくられた「夜越の月」(やごえのつき)というお菓子があります。
「夜越の月」は、但馬屋老舗が岡藩に献上していた、由緒あるお菓子です。
原材料は砂糖、卵、小豆、栗、寒天を使用、栗あんとこしあんを淡雪羹の生地で包みました。
しっとりしてふんわりとした、マシュマロのようなやさしい口当たりが「夜越の月」の特徴です。
「夜越の月」のパッケージを開けると…「荒城の月」とそっくりです。
「夜越の月」は、一時は「荒城の月」に一本化された時期もあり、但馬屋老舗が創業180周年を迎えた1984年(昭和59年)に、創業180周年の記念として復刻されたそうです。
元々、「夜越の月」が「荒城の月」の原型なんだそうですよ。
「夜越の月」の裏側には、但馬屋老舗のマークが印刷された紙が貼られています。
「夜越の月」をカットしたところ。
中には栗あんが入っていて、栗が大好きなサブ子にとってはたまらないおいしさ。笑
「夜越の月」には原材料として寒天も含まれているため、ぷるんとした食感もあります。
ゼラチンを使用しているマシュマロとは原材料が異なりますが、食感は似ています。
「夜越の月」は但馬屋老舗 本店と、トキハなどの大分市内デパート、または但馬屋老舗のオンラインショップでも購入できます。
(ちなみに「トキハ」は大分県大分市に本店がある地場のデパートで、大分県豊後大野市のサブ郎さんの実家の近くにもありますが、2019年4月現在は大分以外の県には一店舗もありません)
「荒城の月」とはまた違った食感を味わえますので、「夜越の月」もぜひ購入し、「荒城の月」と食べ比べてみてはいかがでしょうか?
但馬屋老舗 本店 お菓子4「岡の雪」(おかのゆき)
但馬屋老舗 本店には「夜越の月」(やごえのつき)以外にも、「岡の雪」(おかのゆき)というお菓子もあります。
「岡の雪」は、但馬屋老舗の初代「但馬屋幸助」と親交があったとされる江戸時代後期の画家「田能村竹田」(たのむらちくでん)の生誕140周年、但馬屋老舗が創業170周年を記念して創作された、淡雪のような食感の干し菓子です。
卵白と砂糖でふわふわの淡雪を仕上げ、乾燥させて干し菓子にしました。
「岡の雪」は短冊形に切断されていて、サクサクの食感のお菓子です。
乾燥した淡雪の食感と口どけが楽しめます。
但馬屋老舗の「岡の雪」は、「南国である岡の里(竹田市)に降った雪が、淡くそっと消えてゆく様子」をイメージしたそうです。
どちらも個性があり、おいしいです。
大分県竹田市 但馬屋老舗 本店「焼きたての三笠野」
「但馬屋老舗 本店」の店内にこんな看板を見つけました。
「只今の時間 店内にて「三笠野」の実演を行っております。焼きたての三笠野をお召し上がりいただけます。お会計をお済になりお求めくださいませ。三笠野 1個160円」
これはいただきたいっ♡
迷わず、焼きたて三笠野のお会計を済ませました。笑
「但馬屋老舗 本店」の店舗内に座れるスペースがあります。
こちらで座って待ちます。
「但馬屋老舗 本店」は建物の外観も趣がありますが、店舗の中も素敵です。
そして…焼きたての三笠野が来ました!
焼きたてなので、まだ温かいです♡
チラッ|ω・)チラッ♡
袋から出してみると、三日月型でまさに三笠野!!
焼きたての三笠野は皮がパリッとしていて、香ばしさも感じます。
きめの細かい餡との相性もバッチリです♡
同じお菓子でも、焼きたてと、焼きたてではないもので、こんなにも違うのかー!という驚きがありました。(どちらもおいしいですよ♡)
お茶は無料でいただけました。
大分県竹田市 但馬屋老舗 本店「三笠野づくり体験」
「但馬屋老舗 本店」では、看板商品でもある「三笠野」を自分で実際に作ってみることができる、「三笠野づくり体験」が開催されています。
但馬屋老舗 本店の和菓子職人さんと一緒に、三笠野を作ることができます!
そして自分で作った焼きたての三笠野を、その場でいただくことができますよ!!
「三笠野づくり体験」は10日前までに要予約だそうです。
予約は「竹田市観光ツーリズム協会」で受け付けてくれますよ。
1人1200円で5個の三笠野を作ることができ、最後は作った三笠野を抹茶と一緒にいただくことができます。
「三笠野づくり体験」は4人から申し込むことができ、所要時間は約1時間となります。
サブ子は「三笠野づくり体験」のことを但馬屋老舗 本店に行ってから知ったので、残念ながら体験することはできませんでした…。
次回但馬屋老舗 本店に行った時には、「三笠野づくり体験」やってみたいな♪
(そして、焼きたての三笠野が食べたいっ♪ 笑)